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「魔法」の定義と方法

 「魔法」についての見解を述べます。



・「魔法」とは何か?




 作中の上位世界以外で使われる魔法とは、「認識を変えること」じゃないでしょうか。
 たったそれだけ?と思う方もいるでしょうけど、これは大きなことだと思います。


 人間が五感の齎す情報以上に喜んだり悲しんだり、ひどくなれば自殺したりするのは、認識の問題が大きいはずです。
 例えば、失恋して絶望して自殺した人がいたとして、自殺しようする直前に頭を打って記憶喪失になって、恋をしていたこと・恋を失ったことを忘れてしまったら、結末が変わると思いませんか?
 たいていの人間は、幸福も不幸も、身体的に純粋な快不快以上のモノに影響されています。
 だから、認識を変えると、その人間の主観的な世界が変わる。主観的な世界が変わった人間は、外的な世界に対してこれまでとは異なるアプローチを取るから、外的な世界からの評価が変わったりする。すると、認識が、個人を、やがては世界を変えていくことになる。
 悪い例で言うと、ナチスとかもそうでしょうし。
 

 認識と言うから個人的な小さいモノのような気がしますけど、宗教も、風俗も、慣習も、思想も、道徳も、戦争の大義名分も、差別も、


 魔法を使う魔女に見習いと一人前の差があるのは、見習いはまだ自分の内的世界までしか変えられなくて、一人前はその作用を外的世界に及ぼすことができる、ということじゃないでしょうかね。
 




・「魔法」はどのようにすれば使えるのか?


 魔法を有効にするルールは、わたしが認識している「嘘を有効にするルール」とほとんど同じだと思っています。
 
 嘘を有効にするルールとは、
①現状を理解すること(現状を把握している人間の数と認識の度合いも把握すること)
②他者によって観測されている事実をできるだけそのまま組み込んで、その事実と矛盾しない物語を創造すること
③自身が創造した物語を信じ切っているように振る舞うこと
④現状と物語との差異を明確に認識して、有事の際には臨機応変に振る舞うこと



 具体的に例をあげて説明してみましょう。
 戦人がベアトのアイスを食べちゃったので、お仕置きを回避する為の嘘をつくとします。

①戦人が気づかずに食べてしまったアイスは、ベアトの物でした。ベアトのアイスが存在していることは、ベアト・ワルギリア・ロノウェ・七姉妹が認識していました。屋敷内には、上記のメンバーが存在しています。

②アイスは最初から存在しなかった、は不可です。だから、存在していたアイスが消えた理由を創造せねばなりません。食いしん坊なベルゼブブが食べた、は一見有効な嘘に思えますが、ベルゼブブに尋ねられたらあっさり瓦解する嘘でもあります。
 ガァプやラムダデルタなど、この屋敷にいないのですぐに真偽を確かめられない上に、そういうことをしそうな相手が食べたことにすると、ベルゼが食べたことにするよりは、執行猶予が伸びます。が、バレた後でひどいことになるはず。
 この場合に有効な方法は、こっそりと同じ物を調達することでしょう。戦人は、同じアイスを買ってきて、同じ場所にしまっておきました。
 かくして、「ベアトのアイスは最初からこの場所にあり、戦人はこのアイスに関与していない」という嘘が成立したのでした。

③・④さあ一件落着、と思ったら、ベアトがそのアイスを食べようとした席に居合わせた真里亞が、「うー?さっき戦人が買ってたアイス?」と言いだします。どうやら、戦人がアイスを買っている姿を、真里亞に目撃されていたようです。
 「戦人がアイスを?」ベアトが戦人に視線を移しますが、ここで、決して怯んではなりません。この程度なら、修正は可能です。落ち着いて言いましょう。
 「ああ。うまそうだなと思ったから、自分の分買ってきて、さっき食べた。うまかったぜ!」
 戦人の嘘、成立です。ベアトは、「なんだ。だったら、妾のを分けてやったのに」とか言いつつ、アイスを食べ始めました。これにて、ホントに一件落着。

 という嘘を有効にするルールは、そのまま、魔法を有効にするルールでもあると思うんです。
 人間の戦人だと↑のような嘘になる事柄を、無限の魔術師バトラ卿だと↓のように魔法修飾して表現可能なはず。

 「ベアトのだと気づかずにアイスを食べてしまったバトラ卿は、無限の魔法を使ってアイスを復元しておきました。めでたしめでたし」

 

 人間の嘘でも魔術師の魔法でも、この場合の対象者であるベアトにとっては、結果(ベアトはベアトのアイスを食べることが出来た)は同じです。
 対象者以外の観測者、例えば厨房を管理しているはずのロノウェなどは、ベアトのアイスの不在に気がついていたかもしれません。しかし、ベアトが食べたいと言いだすまでに物が戻っていたので、あえてベアトにアイスの消失を報告しなかったのだとしたら、ロノウェは、嘘においても魔法においても共犯者となります。
 嘘と魔法の差異は、戦人の財布が痛むかどうかぐらいじゃないでしょうか。そして、戦人の財布の痛みは、戦人しか観測しないから、周囲の者には差異がない。
 だけど、もっと外側の視点から見ると、アイスを買った店の店員に目撃されたり、そこの店のレジに痕跡が残ったりしている。


 魔法修飾の基本の理論とプロセスは、こういう感じでは?
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