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夢列車の旅①

 年に数回はイベントの為に上京します。
 というわけで、10月23日から行ってきました。

 以下、個人的な日記。
 いつもいつもいつも、次こそ〆切に余裕を持とうと反省するのに、その反省はなかなか生かされておりません。
 今回も酷いことに・・・・
 い、いえ、今回はわたしの想定外の用事が入ったことと、最後に体調が崩れたことが要因なのですが、それもまた、もっと余裕があったらどうにかなった話なので、やはり、わたしのスケジュール管理の甘さが全ての要因ですね。
 でもまあ、なんとかなったので結果OKではあるのですが。例え、夜中の12時に宅急便を送る為にコンビニに行くことになっても、行きのバスの時間ぎりぎりまでコピーしていても、・・・・OK(わたし基準では)。
 金曜日の夜に夜行バスで上京したのですが、バスに乗る前にすごく鼻声になっていて、風邪を引いている余地などないと聞きわけろわたしの身体!と、強く命じながら、風邪薬とビタミン剤を摂取し、これでもかと重ね着して、これでもかとカイロを貼りまくったら、翌朝には鼻声が治っていました。
 よかった。
 木・金の夜に食欲が薄くて(水鏡は食べることにすごく執着している。いつでも次に何を食べるか考えているぐらいに。なので、食欲がないのは本当に体調が悪い)、自分的にヤバいなーと思っていたので、本当に安堵した。


 
 泊まるホテルが池袋なので、池袋に移動してミスドで身支度して、ホテルに荷物を預けます。身支度前と後は別の人だと思うので、この順番に(笑)。
 今回遊んでくださる方は、米屋さん。一緒に、東京国立博物館に「皇室の名宝」を観に行くのです。
 なので、待ち合わせは上野駅の公園口だったのですが、待ち合わせ時間ちょっと前にトイレに行きたくなって、その旨をメールで伝えようと携帯を開いたら、今まさにわたしが書こうと思っていた文面をメール受信。案の定、2人前に並んでいる人が米屋さんでした。
 いやあ、わたしたち気が合いますね(笑)。
 美術館は混んでいました。朝早かったのに。
 帰る頃にはもっと混んでいたので、朝一の予定をコレにしたのは正しかったのでしょう。



 今回の展示は、1期で、近世から近代にかけての絵画。 
 わたしは、伊藤若冲と上村松園が好きなので、どっちも出ていて嬉しい。
 上村松園は、柔らかくて優しくて上品な作風で、画面の構成が整っているし、描かれる女性に媚がないのが素敵なところだと思います。どんな女性を描くにしても、その相手のいいところを最大限引き出したい、という意思を感じる。
 雪月花、よかった。
 そんな松園なので、彼女が生涯ただ1枚だけ女の業を描いた絵である焔は、ちょっと実物を見てみたい。あれは、どこにあったっけ?
 

 若冲は、すごいエネルギーがある。
 江戸時代の絵師には、絵師の家に生まれて、殿様の家の屏風の為の絵を描いたりする職人的意識の持ち主も多いのに、若冲という人はボンボンが趣味で絵を描いてるから、描きたいから描きたいものを描く!という姿勢がこれでもかと伝わってきます。すごく面白い。
 あんまりにも詳細で緻密であり、色遣いも鮮烈なので、画面から迸るエネルギーが感じられる。ボリュームがあって、お腹いっぱいな感じになる。
 趣味人、ここに極まれり。
 何しろ、誰かの為じゃなく自分の為に描いてるから、変な絵があって面白いですよ。
 精緻に描かれた蓮に縁取られた画面の中央は、普通、仏様あたりを据える為の構図だろうに、彼が中央に描いたのは、蛙とか蛇とか蝶とかの虫(蛇は江戸時代的には虫のカテゴリーだった気がする)の類。そういう生き物がうようよしている姿が、清らかに美しい蓮の中に描かれている・・・・・変だ。
 背景がカッコよく松とかで、色合いも構図もここに鶴を描いたら迎春の絵として完璧!という構図で、鶴の代わりに鎮座ましましているのが、鶏。鶏が好きだというのはよーくわかるが(この人は鶏の絵がすごく多い)、しかし、鶴が来るべきこの構図で鶏か・・・・変な絵だ。
 他にもツッコミを入れたくなる構図が多くて、画力がやったらめったら高くて精緻なタッチで色彩も鮮烈だからこそ、構図の奇妙さが際立つのが面白かったです。
 趣味人だなあ。

 ミュージアムショップも、おもしろかったです。センスがいい。
 もうちょっとうちの机にスペースがあったら、屏風型のカレンダー欲しかった。


 日本人て、平和でそこそこ豊かにしておけば、凝り性の本性を発揮して趣味に走る民族だと思っています。
 源氏物語の宇治十帖は紫式部以外の人間が書いたという説がありますが、だとすると、源氏物語ファンが、「源氏の君はお亡くなりになってしまわれたけど、遺された人々のドラマがあるはずですわ!夕霧の君とか!」と主張し、ファン同士が、きっとこの後ああなってこうなって、と語り合った結果の産物になるのではないでしょうか・・・・・・それは同人誌です(笑)。
 源氏物語は、日本最古の女性文学である上に、日本最古の同人誌である可能性も持っていそうです。
 枕草子は、現代ならブログになってますね。絶対。
 江戸時代も、他国民に驚かれるぐらいに識字率が高く、貸本屋が大流行りで、源氏のパロみたいなのまで出てる。園芸が流行って、朝顔に身代をつぎ込む庶民もいたり。何度贅沢禁止令を出しても、庶民は、ならば裏地に凝るぜ!細部に凝るぜ!とへこたれず。
 この頃の他国の優れた文化遺産は、基本的に、面々と続けられてきた民族的習慣に基づく品と権力者が作らせた物が多いかと思うのですが、日本は、庶民の趣味の品がたくさんあるのが特徴のような気がしてなりません。
 いや、もちろん権力者もいろんな物を作らせてますが、精巧な根付とかは庶民の趣味の品でしょう。
 日本人は、平和にしておくと趣味に走る民族だと思っております。
 

 工芸品のコーナーは、実際に明治時代に展示されていた時の壁紙を使っていて、この壁紙がよかったなー。
 そして、彩色されていない人物の彫刻を見ると、「ああフィギュアね」と思ってしまう自分がいます。いや、だって・・・・・ 


 お庭が解放されていたので、行ってきました。
 変な庭だった!
 博物館内から見る限りではおかしいところはないのですが、歩いていくと変だった。
 庵が多過ぎる・・・・・・・・・・
 この規模の庭にこんなに庵を配置してどうする?という数が、館内からは木陰に見える位置に散らばってました。寄贈された物らしいのですが、このせいで庭全体としての統一感やバランスがダメダメになっているので、土産物を無造作に置いてレイアウトがダメダメになっているお部屋のようです。くれると言われても、いらないと言って、断れよ。あと、鑑賞用の庭園に銀杏を植えてはいかん。
 お庭を見に行くと言ったら、京都のお寺のお庭とかそんなんが多かったので、禅の思想に基づく見立てがどうこう、この位置から見えると借景で、とかを見慣れた身からすると、この庭のダメさが気になります。
 NOと言えない日本人の庭だった(笑)。
 

 せっかく来たので、館内の常設展なども見て回る。
 広いですねー。そして、内装がカッコいいですね。時計とか大階段とか。
 参加型のコーナーで素敵な和柄のスタンプがあって、なのにミュージアムショップでは売っていないというので、作って売ってくれと係のおじさんに提案しておきました。売れるよ、これ(コピー本作成時に使いたい)。
 ミュージアムショップには、センスがいい物(螺鈿の箱を模したクッキー缶はよかった)と、不思議な物があた。誰も身につけないと思われるペンダントや、何故かベアに改造された風神雷神とか・・・・・えーと、作る前にちゃんと検討したのですか?  


 堪能して駅に帰る途中、公園内でコスプレ撮影を目撃。
 あ、あれ、何かイベントやってたの?
 にしては小規模だし、有志グループの撮影会みたいな感じ?
 外国人観光客も多い場所ですが、確実に日本の印象を誤解されそうな感じでした。そして、他の通行人がスルーしている様を見て、コスプレも世間的に認知されたなあ、と思い知った。


つづく
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